'03 Rossi's Figure


何となくエレール「1/12 '02 RC211V」キットに付属しているロッシフィギアが作りたくなって製作開始。
エレールのフィギアをとりあえず組んでみてタミヤの'02 RC211Vに乗せてみると・・・これがピッタリ!しかし手足が短すぎてロッシに見えないな〜(笑)

エレールキット付属のメットとデカール。メットはデザイン滅茶苦茶っすね(笑)
デカールもとんでもなく出来が悪い。印刷の質は悪いし各色が数ミリもズレてる・・・(笑)使い物になりそうもないのでデカールも自作しなければならない。

キットパーツのヘルメットはあまりにもお粗末。2001〜2002年バージョンの形状しているようなしていないような?いずれにしても、実際のメット形状とは全然形が違う。
しょうがないのでメットをレジンの塊を削りだして自作する。
2002年仕様ではなく、完全新設計された2003年仕様のAGVのニューモデル!

資料をよ〜く見てみるとこのAGVのニューモデル、かなり複雑な形状のよう。てっぺんは盛り上がり、左右の頬の部分に段が付いている。色々な写真で確認したが、ロッシメットはグラフィックがゴチャゴチャしていて帽体のイマイチ形状がわかりにくい・・・単色メットの資料が手に入ればいいのだが。

なんだかんだと作業を進めてそれらしくなってきたかな?
計六ヶ所のエアベンチレーション用ダクトを追加。

後ろ側。
ちょっとデフォルメ効かせすぎ?(笑)

この原型を元型にレジンで複製する。

次はデカール作り。まずはラインだけのデカールを作り、位置関係を確認。
「貼って確認→作り直し→貼って確認」の繰り返し。この作業がめんどくさい・・・(涙)

グラフィックの位置関係を決定したら、色を付けたデカールを貼ってみて更に細部をチェックする。

ベタ塗りのカラー部分にはジャギーが出ないように「特色カラー印刷」モードを塗り重ねた。この方法だと、印刷作業が面倒だがドットのないキレイなベタ塗りが出力できる。

複製したパーツの気泡やキズを処理し、サーフェサーを吹き下地処理。その後ベースのホワイトを塗装。

タミヤ缶スプレーの蛍光イエローにクリームイエローとホワイトを調合した自作「蛍光イエロー」をエアブラシで塗装。

真ん中から黒で塗り分ける。

乾燥後、自作デカールを貼っていく。細かいシワとかはあまり気にせず貼り終えたら、各部タッチアップしながらクリアーでコート。

スクリーンを取り付けてヘルメットは完成〜!
おまけで04モデルも作ってみた。タミヤから04のYZR-M1が発売されたら並べて飾ろうっと!


・・・メットを完成させてから約一年、作る気が完全に失せていたフィギア製作を再開する。

デカールはSTUDIO27さんから発売されたロッシフィギア用デカールを使う。

ロッシの体型に近づけるために、フィギアの体型を変更しなければならない。エッチングノコで手足を切り離す・・・バラバラ殺人事件?(汗)

中に針金の芯を入れてエポパテを使って大体の位置を調節。手足が長くなってロッシのフォームに近づいたかな?

足の裏にもブーツのソールのモールドを追加。

肩や膝のプロテクターも追加して細部を仕上げる。

ついでに2002年バージョンのヘルメットも製作開始。いつものようにレジンから削り出し原型を製作。

原型をシリコン型で複製。
このメットパーツに合わせてデカールを作っていく。

2002年バージョンのロッシメットはグラフィックが特に細かい。デカール作りもハンパなく大変っす・・・(涙)

どうにかこうにか2002年バージョンのヘルメット完成。S27のオマケデカールを使って2001年バージョンも作ってみた。

各色でボディーを塗装。
なんかそれらしくなってきたかな?

ヘルメットにデカールを張りクリヤーでコーティング。手前が今回S27デカールと自作メットパーツを使用して作った2003年バージョンのメット。右奥のは以前自作デカールで作ったモノ。やっぱりカルトデカールで作ったメットの方が発色が良いな〜。

デカールを張り終えたボディーにメットを取り付ける。
お、何となくロッシに見えてきた。

作ってる時間がなかったのでバイクはヤ○ーオークションで完成品をゲット。その完成品にフィギアを乗せて完成!