'04 REPSOL HONDA RC211V


タミヤのキットを流用して2004のレプソルRC211Vを作る。
まずはリヤのスイングアーム周り。ケンジローさん作のパーツを使用する。このパーツは以前04キャメル玉田号を作ったときにも使ったのだが、細かいところまでバッチリ再現されていてとても良くできている。

下側のリンク部分も04仕様に作り直した。04はリヤサスが上下逆さまに付いているので、03以前や05以降のモデルとサス周りが大きく違う。
ちなみにサテライトチームは05シーズン前半も、この04タイプを使用していた。

04仕様のガソリンタンク。04はワークス仕様のカーボンタンクとサテライトのアルミタイプの2種があったようで、今回はワークスタイプを作った。タンクカバーを被せると見えなくなる部分の形状はテキトーに作っておく(笑)

各パーツをレジン複製。ケンジローさんとのコラボ商品としてWFに出品予定です。

まずは上下逆さまのフレームパーツを組み込む。

リヤスイングアーム・サスなどはほとんどレジンパーツに置き換え。

サスの下側もバッチリ再現されている。

ステップ裏のガードも作った。

シルクスクリーンデカールも刷り上がった。

レプソルホンダ苦悩の2004年シーズン、レプソルの#4バロス号と#69ニッキー号の仕様はシーズン中に何度か大きく変化した。
調べてみたが、04のワークスRC211Vは大きく分けると3タイプに分けられるようだ。勝手に前期型・中期型・後期型と名付けさせてもらう。



開幕戦から第三戦までは前年の03後期タイプのカウルを使用。サイドカウル横に大ちゃんの74ステッカーが貼ってある時もあった。シートカウルはマフラー1本出しの新規の04仕様。
ちなみに#4バロス号のフロントサスは第二戦から減衰力調整用のダイアルがボトムケース横に付いたタイプに変更。このフロントサスは第五戦から#69ヘイデン号にも装着された。

中期型。第四戦から#4・#69号車共に、アッパーカウルが丸味を帯びた新型になり、第五〜七戦からフロントフェンダーも新型Fサスに合わせたボトムケースまで下側が伸びたタイプに変更。

後期型。第八戦から#4号車は後ろ側の2気筒のマフラーがシートカウル下から出る2本出しタイプに変更。#69号車は第十戦から2本出しに変更。

注)以上の情報は個人的に調べただけなので、間違いがあるかもしれません。

フロントフェンダー3種類。
左が〜03後半タイプ(タミヤの02・03キットに付属)。先端が短い。
一番右が04中盤以降のタイプ(タミヤ06キットに付属)。前側に長く、ボトムケースまで下側が伸びている。
真ん中が03〜04シーズン途中まで使用されたタイプで二つの中間的なデザインになっている。(タミヤの二つを合体させて作ることが可能)



3月はじめ、タミヤから「コニカミノルタ06 RC211V」が発売!

「コニノミ」キットには06サテライトチーム用のテールカウルパーツが入っている。06ワークスと比べると結構形状が違う。
このカウルは04、05モデルのRC211Vにも流用可能だ。

そんなこんなで今回は04前期タイプを作ってみることにした。
ホイールは16.5インチに変更。フロント周りの印象が結構変わる。

04前期タイプを作るなら、タミヤ「03バレンシア」キットのアッパー・サイド・アンダーカウルと「06コニノミ」キットのシートカウルを使用する。

カウルを塗装する。カウル類は全部塗り分けで再現。

白→オレンジ→赤→・・・
オレンジはタミヤの缶スプレー「蛍光オレンジ:MS-9」と「ブリリアントオレンジ:TS-56」を調合。レッドはクレオスの「#79 シャインレッド」に「#171 蛍光レッド」を少々。

ダークブルー→スタジオ27のカーボンデカール(M)の順で仕上げる。
ダークブルーはタミヤの缶スプレー「TS53 ディープメタリックブルー」とブラックを調合。レッドも少々入れてパープル感も出してみた。

最近、我が家へやって来たネコ君乱入!
この子が可愛くて可愛くて・・・・最近はコイツと遊んでばかりで作業が進みません(汗)

パーツで戯れる・・・って、それ塗装済みのRC211Vのスイングアームだけどぉ〜!

YZR500のガソリンタンクを献上。こっちで思う存分遊んでくれ(笑)

そんなこんなで、リヤの足回りの組み立て。

車体をチャチャっと組み上げる。

カウルにデカールを貼る。

乾燥後カウルをクリヤー塗装。

カウルやスクリーンを取り付けて

04バロス号完成〜!

04特有の逆さまリヤサス、スイングアーム、ガソリンタンクなどもバッチリ再現!