2004&2005 KAWASAKI ZX-RR


中野がカワサキ移籍1年目、モテギで表彰台に上がった2004年式ZX-RRを製作する。
このレースは私も現地で観戦していたので、記憶に残っているマシーンだ。

ベースキットはタミヤの06 ZX-RR。まずはスイングアーム・リヤフェンダー。
06タイプよりも細身になっている。

タンクカバーと一体になったシートカウル。シートラバーとストッパーは別パーツで作った。

フレームともピッタリ合体。
前回作ったKTMと同じ方式でエンジンとフレームは一体パーツにしてみた。カウルを取り取り付けた後、見える部分のみ作り込み、見えなくなる部分は組み立てやすさを優先して簡略化してある。
カウルを外したネイキッド状態には出来ないが、この方が精度良く簡単にカウル関係が付けられる。

アッパー&サイドカウル。
この年のカワサキは特に試行錯誤が多かったのか、マフラーの取り回しやカウル形状にいろいろな種類があった。今回は中野がモテギで乗っていた右側出し集合管エキゾーストのタイプにした。

この形状が年間を通しても、一番多く使われていたようだ。

スクリーンは段付きタイプ。原型製作にあたっては、カウルとの摺り合わせに苦労した・・・(涙)

フロントフェンダーもなかなか複雑な形状をしている。てっぺんは単純な曲面ではなく、角が立ったカクカクした形状をしている。
一体パーツでパチンと簡単にハメ込めるようにした。

レジンパーツが来たので、早速組んでみる。
細かいパーツはタミヤのインジェクションキットから流用できる。

リヤの足回り。簡単に組めますよ!

シートラバーパーツは、薄く加工。

中野号仕様のタンク&シートカウル。

フロントサスは’04 YZR-M1から流用して下さい。

フロントの足回りを付ける。

集合管の出口がチョットスイングアームと干渉するので、摺り合わせをして下さい。

仮組完了。結構簡単に組めまっせ。

アツシバシブランドのアツさん、いろいろお手伝い頂いて有り難うございました〜



続いて2005年バージョンのZX-RRを作る。

2004年型と比べるとアッパーカウル形状など細々変更されている。
リヤブレーキのウェーブディスクも作ってみた。

2005年モデルは、あちらこちらにウロコ模様?小魚模様?が入っているので、対応デカールも準備。

排気系は集合管から4本出しエキパイになっている。なかなか複雑なカウル形状で、原型作りも苦労した(涙)

仮組みするとこんな感じ。



04と05二台同時で製作する。まずは下地処理から。

下地作りは念入りに。

まずはベースのホワイト。

ライムグリーンはタミヤの缶スプレーの塗料を取り出し、エアブラシで塗装。

'04のグリーン/ブラックを塗り分ける。

実車は黒い部分は全てカーボン地なので、カーボンデカールを貼る。場所によってパターンが違うので、それぞれ合ったパターンのデカールを使用した。

ザッとクリアでコート。

シートカウル下側。

細かいパーツも。

次は'05。'05は白が入り、爽やかなカラーリングになっている。

カーボンデカールを張り込む箇所をブラックで塗装。

サイドカウルは軽くグラデをかける。

小魚パターンデカール、カーボンデカールを貼っていく。

'05は小魚パターンだらけ・・・(笑)

シートカウル下側。

スイングアームはスポンサーでカール貼り付け後に一度クリアでコーティング。

その後、半ツヤクリアで全体のツヤを抑える。

リヤ周りから組み立て開始。

フレームとドッキング。

フロントフォークはタミヤのディテールアップパーツを使用する。

前輪周りはこんな感じ。

フロントを仮付けして、自立させてみる。

実際はカウルを先に取り付けてから、フロント周りを組みます。

タンク&テールカウルを取り付けて・・・

04完成〜!

モテギでの中野の表彰台、感動の記憶が蘇る〜!

続いて05を組んでいく。

四本出しのエキパイ。

こんな感じで付けます。

カウルを被せて・・・

タンクを乗せて・・・

05も完成!

06と並べれば、中野真也+カワサキ、3年コンプリート!

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