'83 Marlboro YAMAHA YZR500


田宮から復刻版として発売されたOW70('80 YZR500)。これをスタジオ27から発売されているデカールを使い、キングケニーのマルボロYZR500を製作する。


流石に古いキットだけあってパーツの合いが悪い。型が古いせいかバリも多かった。しっかり接着して合わせ目を消す。接着面の強度が心配だったので、念のため補強用としてカウルの裏側にプラ板を貼った。
ヒケによる陥没もパテで修正。カウルエッジは削り込んで「うすうす」加工

カウルのビスなどのモールドは削り落とし、ピンバイスで穴を開けてピンを通せるようにした。
またスクリーンとナックルガードのビスモールドを削り落としてピン留めにする。この別パーツのナックルガードがくせ者で、塗装や固定が面倒くさい(涙)

カウル類にファーフェーサー吹き・ペーパーがけの下地処理を施し、合わせ目や段差なをどチェック。その後全体をホワイトで塗装。

チャンバーは裏側が凹んでいるので、エポキシパテで埋めた。

各部を摺り合わせしながらマスキングする。アッパーカウルとナックルガードのラインがズレないように細心の注意を払う。

タミヤの缶スプレー「蛍光レッド」で赤い部分を塗装。その後カウル裏もブラック塗装

スタジオ27のデカールを貼り、上からクリヤーでコートする。何層にもクリヤーを塗り重ね表面をツヤツヤにした。

フレームは裏の凹みをパテ埋めし、各部の合わせ目消しも行った後、ファーフェーサー吹きして「フラットアルミ」で塗装。

エンジンなど内部パーツを塗装して組み上げる。説明書通り各部細かい部分を筆塗りで仕上げ、ラジエターホースには銀箔シールを細く切ったモノを貼り付け、ホースバンドを再現。
しかし、この苦労もカウルを取り付けると見えなくなってしまう。悲しい・・・(涙)

グリップ部に銀箔シール「メタルック」を細切りにしたモノを貼り、ワイヤリングを再現。
フロントフォークインナーチューブにもメタルックを貼り、メッキ風にした。やはりこの金属感は塗装では難しい。

フロントブレーキディスクはピンバイスを使って穴開けをした。
ホイールはタミヤ缶スプレー「蛍光レッド」で塗った後、縁をエナメル塗料の「シルバー」で筆塗りし、はみ出した部分をエナメルシンナーを染み込ませた綿棒でふき取って整えた。

サイレンサーをセミグロスブラックとアルミシルバーで塗り分け、チャンバーボディー部はガンメタルを全体に吹いた後エアブラシでボカシ塗装し、焼け跡を再現。

カウル各部に空けたビス穴に虫ピンを接着してカウル止めビスを再現。アッパーカウルとナックルガードも虫ピンで固定した。
ちょっとクドイかな?(笑)

メーター部はデカール貼り付け後、アクリル塗料の「クリヤー」で何度もデカールの上から重ね塗りする。これでデカール保護&メーターの透明板の再現ができる


各カウル類を取り付け、スクリーンは接着せずに細く切った薄い両面テープで固定。
これで完成!


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